東日本大震災から10年
2021年3月11日木曜日雑感
▼はやいもので、東日本大震災から10年がたちました。以前、東日本大震災についての思いは当ブログにおいてシリーズで掲載させていただきました。
https://oida-masakatsu.jp/blog/20190312002800.html
▼私の趣味の一つはラジオを聴くことです。災害時にラジオがとても役に立つということはすでに言うまでもないことですが、10年前にはなかったモノ。つまりradikoの登場により、ラジオリスナーは爆発的に増加しました。とても喜ばしいことです。けさも早朝から車の運転をしながらラジオを聴いておりましたが、だいたい7時台に聞いている番組は決まっていて、時間ごとにチャンネルを変えて聴いております。私にとってラジオは人生において欠かせないモノとなっております。この地方では午前7時50分に東海ラジオで「スズキハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい」という番組がやっています。今日は聴いたばかりのお話をご紹介いたします。
https://www.1242.com/hada/hada_blog/
▼東日本大震災で、羽田さんの故郷である茨城県常総市は最大震度6弱を記録し、各地で被害が出て亡くなった方もおられました。その後、2015年には関東東北豪雨がありました。そんなことがあってから、羽田さんは生き方そのものをシンプルとし、モノに執着しない生き方をされるようになったそうです。たとえば、泊りがけの仕事に行く前に、部屋の中を見渡し、無くなって困るものがないかどうかを確かめます。すると無くなって困るものはほぼゼロなんだそうです。強いて言えば、写真と手紙ぐらい。大切なのはモノではなくて記憶や心なんだと気づかされたそうです。ですから「もしかしたらこの人とは二度と会えないかも知れない」と考えて、人と接するようにされているそうです。
▼「本当に大切なものは目には見えない」サンテグジュペリ「星の王子さま」の中の有名な言葉です。私はどちらかというとモノに執着するタイプなので、羽田さんのようにはできません。何といってもすでにradikoに執着していますから!
▼今日は東日本大震災から10年です。当たり前にように過ぎる日常に感謝して、もしものときの備えをしながら、平和な日々が継続されること、そして、被害にあわれた方の心の傷が少しでも癒されていきますよう祈っております。
※写真は私の後援会事務所です。一昨年の台風で天井が漏れてしまい、クロスが剥がれています。