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ごみ収集車体験

2024年3月31日日曜日活動記録

▼先日、大垣市クリーンセンターのパッカー車、いわゆるゴミ収集車に乗せていただき、作業を体験させていただきました。
▼その目的は3つあります。まず、ごみ袋有料化から1年が経ち市民のゴミの出し方など現場においてどのような変化があったのかを知ること、2点目はクリーンセンター職員さんの生の声を聞くこと、3点目は実際にどのような作業をされているのか身をもって体験することにあります。
▼私は自分で言うのもなんですが、市役所職員時代はかなり現場にでることが多く、むしろスーツを着ているよりも作業服を着ていることが多い職員でした。久しぶりに作業服を着てみると、ズボンが結構きつくパンパンでした。退職してから7年、年齢も54歳となり日頃の運動不足をあらためて感じました。ごみ収集の現場で迷惑をかけないかと少し心配ではありましたが、朝8時20分にクリーンセンターに出勤しました。
▼パッカー車は3人一組で乗り込み作業を行います。私は運転手さんの隣、つまり3人のうち真ん中に座り出発しました。本日一緒に作業してくださる方はお二人ともベテランの職員さんでした。行程としては、駅前付近と私が住む安井地区の計30か所を午前中にまわるという流れです。もう少し詳しくいうと、駅前15か所のゴミステーションのゴミを回収したら一旦クリーンセンターに積み込んだゴミを捨てに戻り、少し休憩したら今度は安井地区へ、また15か所積み込んでクリーンセンターへ。そしたまた、ステーション15か所をまわりクリーンセンターへといった具合で、毎日クリーンセンターと現場を3往復、50か所近くのゴミステーションをまわるわけです。
▼実際に体験してみて、まず大変だったのは、パッカー車を乗ったり下りたりするたびに、シートベルトを締めたり外したりすることです。しかも、ゴム手袋もはめたり外したりしなければなりません。これは本当に面倒でした。次に、ごみ袋がカラスや猫によって荒らされていること。とりわけ駅前の飲食街のゴミステーションは荒らされていることが多く、ひどい悪臭も漂います。そのためゴミ袋を回収した後、箒で掃いてそのあとホースで水をかけてステーションをきれいにします。これはすべてのステーションでやります。職員さんはタバコの吸い殻ひとつに至るまでキチンと回収し、また防護ネットも丁寧に畳まれます。こういう作業を毎日毎日されているんだなあということを初めて知ることができました。また私自身も箒やホースで現場を清掃する作業を通して大変さを知ることができました。本当に貴重な経験でした。
▼職員さんに、ゴミ袋が有料化になってから変わったことはありますかとお尋ねしたところ、以前に比べて袋にいっぱいゴミを入れる方が増えたとのことでつまり一袋の重量が重くなったとのことでした。
▼今回の体験を通してうれしかったことは、私が汗を流してゴミをパッカー車に投げ込んでいると、住民の方が「いつもありがとうね!」と言ってくださいました。職員時代からそうですが、住民からありがとうと言っていただける仕事ってすばらしいですし本当にありがたく思います。
▼クリーンセンターのパッカー車体験ですが、今回だけでなく、また機会があればぜひお手伝いさせていただきたいと思っています。
お世話になりましたクリーンセンターのみなさん、本当にありがとうございました!

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