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私をスキーに連れてっての時代

2024年1月11日木曜日雑感

▼今日は、大野町へ一部事務組合西濃環境整備組合の会議に出席した。揖斐川の左岸堤防を北上するとわずか15分ほどで着くことができます。一部事務組合とは関係市町が構成している特別地方自治体のことです。大垣市も瑞穂市、本巣市、神戸町、池田町、揖斐川町、北方町などとこの西濃環境整備組合の構成市町となっております。もうすこし説明すると、この清掃工場はリサイクル可能な資源の分別、可燃ごみの焼却処理、残滓の無害化処理などを行っており、焼却熱を利用した温水プール施設「ゆーみんぐ」も併設されており、本日も午前中から多くの利用者で賑わっておりました。大垣市にはこのほかに市直営のクリーンセンターという施設が米野町にあります。どう違うのかというと、西濃環境整備組合では大垣市の北の方に住んでおられる方々のゴミ処理を担っており、それ以外は米野にあるクリーンセンターで処理しているというわけです。
▼堤防道路がすいていたこともあり予定より30分早く到着すると伊吹山がとてもきれいでした。空気も乾燥しているせいか冠雪した伊吹山はやはり美しい。20代のころは奥伊吹スキー場などにも通ったことなども思い出しました。今の若い人はあまりスキーをしないようですが、私が20代の頃はみんな車にキャリア付け、休日になるとスキー板を積んで飛騨や長野のスキー場に行ったものでした。本当にスキーブームだったと思います。
▼このスキーブームの火付け役になったのが、1987年私が高校3年生のときに封切られた映画「私をスキーに連れって」だと思います。私ら世代でこの映画を観たことがないと言う人に出会ったことがないくらいです。私も大学に入って初めてスキーを始めました。はじめて言ったスキー場は野沢温泉スキー場(長野県)です。まったくスキーをしたことがなかったのですが、転びながらもなんとか2日目にはまあまあ滑れるようになりました。若いころは運動神経が良かったんですね。映画に話を戻しますと、主演は原田知世と三上博史。はっきりいってバブル期に沸いていた時代の恋愛物語です。まだインターネットも携帯電話もありませんが、この作品を見たわれわれ若者はみな「未来は明るい!」と信じて疑いませんでした。劇中に流れる音楽はすべてユーミンの曲で「サーフ天国、スキー天国」「恋人がサンタクロース」などでした。本当にいい時代だったなあと思います。しかしその数年後にはバブル崩壊で、私が大学を卒業するころは就職氷河期が始まろうとしていました。なんかまだついこの間のような気がしてなりませんが、大学を卒業して30年。それだけ必死に走ってきたのかなあとも思っています。この映画を観ると、これからの若い人にも「未来は明るい!」と感じてもらえるような世の中にしなければならないと、あらためて伊吹山に向かって誓いました!

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