News・Blog

能登半島地震 救援職員のみなさん!

2024年1月2日火曜日雑感

▼今年は1月1日早々、能登半島で震度7を観測地震が発生。なんという年明けだろう。被災されたみなさまには心からお見舞い申し上げます。
▼さてテレビやインターネットのニュースでも流れていますが、大垣市では、けさ墨俣地域事務所から2トン車2台、1トン車一台で救援物資(アルファ化米3000食、毛布1000枚、水約3000リットル)を積んで富山県高岡市に向かいました。市危機管理室職員、クリーンセンター職員6人が同乗しているそうです。
▼また、大垣消防は岐阜県隊として、大垣消防隊員21人が石川県能登町に救援に向かいました。総勢218人の体勢です。
▼情報収集と激励の為に市役所に行きましたら、若い職員2人が当直室で休日受け付けで勤務されていました。私も職員時代、大みそかに一度、正月に一度、当直勤務をした経験があります。市役所で除夜の鐘の音を聞きました。確か平成11年1月1日だったので、午前1時1分に婚姻届けを出しに来る人が多く大変だったのを覚えております。話が脱線しましたが、市役所職員は365日こうして市民の為に当直勤務をしているのです。他市ではガードマンになっている所もある中で本当にお疲れ様です。
▼さて話を戻しますと、市役所では、水道部の職員が給水車出発の準備をしておりました。これからこの給水車で石川県羽咋市に給水支援に向かうとことです。ニュースでも水が断水しているとの報道がされています。大垣のおいしい水を被災者の方に届けていただき、少しでもつらい気持ちを癒せることができればと願っております。
▼大垣市民病院DMATもすでに現地に向けて出発したとのことでした。
▼庁舎内では、市危機管理室職員のみなさんは昨日から徹夜で頑張っておられました。昨日地震直後に登庁し、けさは6時半から墨俣地域事務所で支援物資の積み込みなどを行い、現在は市内の被害状況収集や報道対応などに当たっているとのことでした。本当にありがとうございます。
▼私も、市職員時代は、通算14年間災害対応部署で勤務しておりました。そのころとずいぶん変わったなあ、良くなったなあと思う点は本当に多いです。今回は、まず被災地に救援を向かわせる決断が速かったこと。これに尽きます。かつてはグズグズしていて、被災後何日かしてからやっと重い腰を上げ、しかも救援物資といえばトラックいっぱいにもらって喜ばれるものを詰め込んで届ければ良いのに、荷台に隙間はあるわ、被災地のニーズに合っているのか?と疑問の???が湧くような感じだったのが、今回は的確に相手方のニーズをしっかりと把握し、トラックいっぱいに喜ばれる物資を積み込んで出発していただくことができました。災害時における重要なポイントのひとつは決断の速さにあると思います。これはできる人には簡単な事なのですが、出来ない人は本当にできません。悲しいくらい決断ができません。昔私もこれで本当に苦労しました。しかし、今回の市長をはじめ危機管理室長の決断の速さ的確さに敬意を表します。大垣市民のひとりとして本当にうれしく思います。
▼また、添乗職員も危機管理部門を今後背負って立つであろう職員を指名してくれたことも嬉しい事のひとつです。私も14年間も危機管理部門にいましたが、ついに一度も派遣させていただくことができませんでした。いまでもそれが残念でなりません。こうした経験は今後の大垣市の危機管理政策にきっと役立つと思います。
▼最後に、これまでないほどの素早い対応に本当に誇らしく思っています。職員の皆さん被災地で苦しんでいる人たちのために頑張ってきていただきたいと思います。
▼救援にあたられる職員のみんさん、本当にありがとうございます!

CBCニュース
https://www.youtube.com/watch?v=6wVEu9lxOBs

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20240102/3080012727.html

NHKホームページ
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0002519.html

 

記事一覧

コンテンツを表示するにはJavaScriptを有効にしてください。