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映画「ゴジラ-1.0」

2023年12月30日土曜日雑感

▼冬休み。今年もあと2日。今年は昨年とは違って少しゆっくりとした年末を過ごすことができています。
▼今日は、息子のリクエストで映画「ゴジラ-1.0」を観に大垣コロナワールドへ行きました。実は数年前に見た「シン・ゴジラ」がとても良かったので、さすがにあれ以上の作品ではないだろうと高をくくって観に行きました。
ちなみに、主演は神木隆之介と浜辺美波で2023朝ドラ「らんまん」と同じ組み合わせです。あっ、いえ、主演はゴジラでした(笑)。
▼さて、結論からいうと、ものすごく良かったです!感動しました!何をそんなにと言われると、まず映像ですが、人間目線でカメラがゴジラを捉えているところ、本当にゴジラの巨大さが実感でき、ゴジラが向かってくるシーンでは本当に逃げたくなる感じです。隣で観ていた息子は恐怖におののいておりました(笑)。
▼それと、時代背景というか、この映画は怪獣映画なのですが、戦争映画でもあると感じました。特攻隊の生き残りの主人公をはじめ、終戦を迎えたものの自分の心になかでは戦争はまだ終わっておらず、ずっと心に引きずったままという人があの時代には多かったのではないかと思います。そのモヤモヤとしたものを帝国海軍で生き残った人たちが、ゴジラという強敵(仮想敵国?)に向かって一丸となって倒すというストーリーにすっかり参ってしまいました。
▼これは、わが国が「敗戦」から必ずや立ち直れるはずだ!いやそうでなけらばならない。というメッセージでもあると受け取りました。この敗戦というのは先の大戦の敗戦だけではなく、われわれ戦後生まれの人間にとっての敗戦、つまりバブル崩壊後からの経済的敗戦またはある政治家が言っていたようなデジタル敗戦を意味します。今の若い人たちは日本の絶頂期を知りません。失われた30年の間に生まれ育った人たちです。日本人はこんなもんじゃない、国民が一丸となって立ち向かう事によって、日本はまだまだ立ち直れるというエールであると受け取りました。
新年には、映画「ゴジラ-1.0」のモノクロバージョンが上映されるそうです。
もちろん観に行きたいと思います!
▼念のために付け加えますが、この映画は映画館で観てこそそのすごさが分かります。もし家の小さなテレビでそのうちDVDが出たら見ようと思っている方!後悔しますから、ぜひ映画館で観てくださいね!

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