テレフォン人生相談を聞いて思った
2023年12月8日金曜日雑感
▼ニッポン放送の長寿番組として有名な「テレフォン人生相談」についてです。
今年59年目を迎える番組です。東海地方ではCBCラジオでお昼に放送されています。
加藤諦三先生の「人生には様々な喜びがあり、同時に苦しみや悩みもあります。人に言えない、誰にも相談できない、悩みや苦しみ。そんな時いくらかお役に立てれば…というのが、この番組です。各界の専門家があなたのご相談に応じます。」のナレーションで始まり、いつも加藤先生と回答者が悩みを聞いてアドバイスしてくれます。
私もラジオリスナー歴40年ですので昔からよく聞いておりました。わざわざ聞くのではなくラジオをつけると偶然かかっているといった感じですが。
▼今日の放送は「おっ!」と思える相談でした。どのような相談かというと、相談者は30歳男性(妻子あり)ですが、「路上でたばこのポイ捨てなどしている人を見ると、どうしても注意してしまい。トラブルになることがある。家族もそのうち事件になるのではないかと心配している。自分のこの性格をどうしたら直せるでしょうか。」というものです。私は、この30歳男性はとても正義感が強く、立派な人だと思いました。むしろ、こういう人が増えて世の中をもっとまともに正してもらいたいと思うほどです。
しかし、思いました。実は私の息子もまったく同じなのです。現在6年生ですが、4年生ぐらいから、この方と同じような傾向があり、例えば、信号待ちの車の運転席から灰皿の中身を捨てた若者に、「捨てちゃ、だめだよ!」と傍にまで寄って行って注意したことがありますし、赤信号で渡っているおじいさんに「赤信号だよ!だめだよ!」と大声で注意したりします。実際に、注意した相手から「なんだと!ばかやろう!」と詰め寄られたこともあります。いつか危害を加えられないかと心配しているところです。本日の放送は、私が電話をかけて加藤先生に相談したい!と思っていたことをこの方が代わりに聞いてくれたようなものです。
▼話を戻しますと、今日の回答者の方(忘れた)は「あなたのその性格は直さなくて良いと思いますよ。むしろ立派だと思います。ただし、奥さんが心配しているとおり、いつか事件に巻き込まれると行けませんので、アンガーコントロールというか8秒間考えてからされると良いと思います」との回答でした。
▼ところでここ数年、加藤先生のご出演が少なくなってきており心配しております。回答者は本当に粒よりで毎回偶然に聞くことを楽しみにしております。余談ですが、個人的に好きな回答者はマドモアゼル・愛先生(エッセイスト)、高橋龍太郎先生(精神科医)です。まだ聴いたことがない方は、ぜひお聞きあれ!(YouTubeでも聴けますよ!)