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中日新聞(8/29朝刊)

2023年8月29日火曜日雑感

▼けさの中日新聞(岐阜近郊版)に掲載の記事です。
https://www.oida-masakatsu.jp/activity/file/20230830163631.pdf
私事で恐縮ですが、こんなに大きく自分の事を紹介されたのは初めての経験です。
▼5月の終わりごろ、確か父の葬儀の翌日だったと思いますが、夕方、ひとりで岐阜市のシネックスという映画館に行きました。昔からちょくちょく来ている映画館で、ミニシアター系の作品は岐阜県ではここでしか見られないとても貴重な映画館です。すぐ隣にあるロイヤル劇場では500円で昭和などの懐かしい作品も上映されています。
▼さて、今回観たのは「生きるーLIVING」という作品で、あの有名な黒澤明監督の「生きる」(志村喬主演)をノーベル賞作家のカズオ・イシグロが脚本したものです。黒澤版と大きな違いはありませんが、舞台は第二次世界大戦後のイギリスとなっています。市役所の市民課長が癌で余命いくばくもないということを知り、それによりこれまでの自分の生き方を見つめなおし、本当に市民の為になることをしようと立ち上がり、最後は自ら手掛けた市民の憩いの公園でブランコに揺られながら満足げな表情で旅立っていくというストーリーです。
▼最初、映画館に入ったときはガラガラで、ひとりでゆっくりと観られるなと思っていたのですが、あとから後ろの座席に女性のお客さんが入ってこられ、映画が終わった後、うしろからその女性に「どうしてこの映画を観に来られたんですか?」と話しかけられたのが今回の記事です。私もその女性が新聞記者さんとは知りませんし、相手も私が市議会議員とは知りませんでした。
たまたまというか、本当に偶然のできごとでした。きっと何か見えないものに導かれて、お互いにこの作品を観にき来たのでしょう。
▼この作品は、すでにDVD化されています。市役所職員の方はもちろん、みなさんに観ていただきたい作品です。


・「生きるーLIVING」
https://ikiru-living-movie.jp/
・シネックス
http://www.tochiko.co.jp/schedule.html

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