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おもてなし武将隊!アツい!

2022年9月17日土曜日まちのこと

▼関ヶ原古戦場記念館に行った。いわゆる「おもてなし武将隊」のパフォーマンス(殺陣やダンスなどの演武)を見ることができた。この日は、地元関ヶ原の「古戦場おもてなし武将隊 関ケ原組」のほかに、「岡山戦国武将隊(岡山県)」「刈谷城盛上げ隊(愛知県)」も出演していた。これまで名古屋の武将隊はTVでよく見ていたので知っていたのだが、いろんな武将隊があることを初めて知った。さっそく検索してみると、何でもこのようないわゆる「おもてなし武将隊」というのは、全国に何十もあるのだという。
昔から、城などの観光地において、鎧武者姿で観光案内などを行う例などはあったが、平成21年に「名古屋おもてなし武将隊」が結成されたのが最初とのこと(やはり!)、この名古屋おもてなし武将隊の成功により、全国各地で同様の集団が結成されるようになったのだとか。
▼息子がこういった武将隊が大好きで、これまでも何回も見に来ているのだが、よく見てみると、お客さんは子どもというよりは大人が多い!ということに最近気づいた。しかも女性が多い!確かに、この武将隊のメンバーはモデルやタレントではないかも知れないが、いわゆる“イケメン武将”揃い。こうした週末のイベントにはなんと!1000人以上の見物客が詰めかけることもあるのだという。この日は、台風14号の接近により大雨警報や土砂災害警報がでそうで、しかも関ヶ原という好立地とはいいがたい悪条件にもかかわらず、明らかに市外県外から遠征してきたであろう“追っかけ”ファンたちが熱狂していた。
▼約90分間のパフォーマンスであったが、ほとんどのお客さんは帰ることなく声援を送っていた。かくいう私も最初から最後まで見届けた。息子もかなり集中してその世界感にどっぷりとはまっていたように思う。イケメン武将たちが20キロもの甲冑をつけた踊りを披露し、刀を使った殺陣風のダンス、名ゼリフを叫ぶイベント、確かに心惹かれるのも無理ないかもしれない。実際に拍手が鳴り止まないほどだった。
▼「武将隊」は、地元の有志によるボランティアから、自治体や企業主導のものまで成り立ちや活動形態はさまざまであるとのこと。いずれにせよ、訪れる人たちを喜ばせ、地元の魅力を広く発信したいという熱い思いで活動されているのは間違いない。たとえは違うかもしれないけど、以前、スーパー銭湯で偶然見かけた「純烈」に似ている。あのときも、おそらく私ぐらいの年齢の女性たちが熱い声援を送っていた。お風呂に入りに来たのに、入り口から男湯までたどり着くのに人をかき分けて進まねばならず本当に大変だった。どちらも本当にアツいな!と思った。

 

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