このたくさんの書類を何とかできないの⁈
2022年9月5日月曜日まちのこと
▼今夜は安井連合自治会長会議でした。安井地区のすべての自治会長が月一回集まって、地域の課題を話し合ったり、大垣市からの連絡事項等を連合自治会長から報告を受け、持ち帰って単位自治会ごとに集まって各役員に伝え、それを回覧板なりで末端の自治会員にまで周知されていきます。
▼安井地区で一番大きな自治会は約700世帯の築捨町自治会(つきずてちょう)、その次は590世帯の大井自治会、その次が江崎自治会340世帯です。
▼このように世帯数が多い自治会は、配布物もその分多いので持って帰るのも、帰ってから仕分けするのも大変です。広報紙は月に2回配布するので、年がら年中、仕分けと配布をしているような感じではないでしょうか。
▼昨今、多くの自治会が運営負担の増大、高齢化や共働き、定年延長に伴う役員の担い手不足、会員の減少といった課題を抱えております。少しでも作業を減らさなければこれからますます自治会役員をされる方を見つけるのは難しくなってくるのではないでしょうか。こうした問題の解決に向けて、自治会が新しい生活様式を取り入れながら感染防止と地域活動の両立を図ることができるよう、スマートフォンやタブレットを活用した「デジタル回覧板」を導入してはどうかと考えます。
▼デジタル回覧板は、住みやすさランキングで2020年、2021年と二年連続全国1位となった石川県野々市市が、2016年に全国に先駆けて導入しました。
私も7月に野々市市役所のご担当者に直接会い、実際にデジタル回覧板を体験させていただきました。
▼ご担当の方が「野々市市にとって今となってはなくてはならないもの」と言われる通り、私もその便利さに納得しました。今後、議会等で実証実験、導入に向けて提言をしてまいりたいと思います。そうすれば、このたくさんの書類が少しは減るんじゃないかなあと思っています。もちろん課題もありますけどね。私の父親世代の自治会長が果たして使いこなせるのかといった突っ込みが入るのは覚悟しています、、、。