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「養老鉄道大垣駅切りつけ事件」で思ったこと

2022年2月15日火曜日まちのこと

▼2月14日午後、今日はやけにヘリコプターが低空飛行しているなあと思っていたところ、「養老鉄道」大垣駅で、駅職員が刃物を持った男に切りつけられたとのニュースを見て驚きました。職員の方は左腕に軽いけがをしていて、警察が逃げた男の行方を捜査しています。この男性職員は、清掃作業のため休憩室に入ったところ突然切りつけられたと話しているということです。男は、身長が1メートル65センチくらい、黒の目出し帽をかぶり、上下とも黒っぽい服装だったということで、警察が行方を捜査していますが、2月5日午後7時現在、まだ捕まっていません。
▼さて、本日も小学校の登校班の交通安全指導を保護者や地域の方々と行いましたが、今日はいつもより多くのお母さんたちが登校班に付き添って学校まで歩く姿が見られました。
その後、PTAの配布物を印刷するために学校へ行きました。ちょうど給食が終わりかけの時間でした。放送が流れ、校外指導担当の先生が「みなさん、昨日の事件の犯人がまだ捕まっていません。家に帰ったら必ず鍵をかけてください。また一人で遊びに行ったり外出することは避けましょう。」と呼び掛けていました。昨日は市内小学校(興文、西、南、北)は教職員の付き添いのもと、集団下校を実施し、中学校では教職員がパトロールを行いました。東小、東中では、学校での児童生徒の引き渡しを実施したと聞いております。
▼私はコミュニティスクールを推進するため、日ごろから考えたり活動したりしておりますが、先日の大雪の際も教職員の方が一生懸命に雪かきをしておられました。こういった作業を、地元のみなさんと協力してできないものかと感じました。今回このような事件が発生しましたが、もし、コミュニティスクールを導入し、日ごろから地域と連携した学校づくりができておれば、登下校の際の付き添いなど様々な突発的な業務を地域と分担してできるのではないかと考えます。私はいつも敬老会などで「健康で長生きする秘訣は“きょうよう”だと言います。教養ではありませんよ。“今日、用事がある”という生活を送ることが大切なのです」とお話させていただいております。そういった地域の方々に積極的に学校にかかわっていただいてはいかがでしょうか。頼まれて喜ばれる方も多いと思います。また、子どもの卒業によりPTAを卒業される方のなかにもご協力いただける方がきっといらっしゃると思います。そういう方は、地域にしっかりと根を下ろして、自治会などの役員などを担ってくれる人材となっていくはずです。こうした地域の方々にも学校にもプラスとなるコミュニティスクールの実現を考えてみてはいかがでしょうか。きっと大垣の「ひとづくり」につながっていくと思います。
 

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