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映画「こどもしょくどう」で思ったこと

2022年2月2日水曜日雑感

▼かわいそうで胸が張り裂けそうな映画。でも、いまのわが国の現状を直視するためにひとりでも多くの人に見てもらいたい作品です。
▼小さな妹と車や公園で暮らす小学5年生の女の子は、「お姉ちゃん、おなかが空いたよ」という小1の妹の言葉に、コンビニでパンを万引きして命をつないでいます。
それをみた男の子は、姉妹におかずを届け、家(親が食堂を営んでいる)に招いて食事をごちそうしたりと姉妹を気にかけますが、女の子は妹に「もう、死んじゃおうか。」と追い詰められていきます。まだ自分たちの置かれている状況が理解できない小さな妹の無邪気さが涙を誘い、映画開始最初の20分間は本当に泣けてきます。
▼子ども食堂そのものを描いた作品ではなく、子どもの貧困問題に対し、自分たちが何をしてあげられるのかを考えさせられる作品となっています。
▼大垣市では、新年度から子ども食堂に対し補助金制度を開始します。私が知るところ、市内には6カ所の子ども食堂が頑張って活動しています。この活動の輪が市内全域に広がることを願っています。
■映画こどもしょくどう
https://kodomoshokudo.pal-ep.com/

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