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成人式で思ったこと

2022年1月10日月曜日雑感

▼大垣フォーラムホテルで開催の成人式に参列させていただきました。
▼新成人は、旧友や恩師と久しぶりに再会し旧交を温めていました。実は、私も小学3年生の時の担任だった先生に42年ぶりにお会いすることができました。嬉しくて、年甲斐もなく子どもに戻ったようにはしゃいでしまいました。
▼私の成人式は、平成2年ですから32年前になります。しかし、私は出席しておりません。当時は1月15日が成人の日と決められており、大垣市民会館で開催されました。その年の正月は大垣の実家で迎えたのですが、あいにく、成人式の前後の日が大学の定期試験であり、世人式のためだけに大垣に帰ってくるだけの電車賃もなく、またスーツもなく、東京の下宿でひとりで成人式のニュースを見ていた記憶があります。当時は、成人式に改造車やバイクで乗り付け、酒を飲んだり、暴れたりしている新成人の映像が良く流れていたような記憶があります。
▼しかし、成人式にいっていない私が、なぜか、大垣市役所に奉職し、毎年、市民会館で成人式のスタッフとして仕事することになろうとは思ってもいませんでした。25、6歳の頃はやはり暴れたりする新成人がいるため、注意したりすると絡まれたりした記憶があります。また、当時の成人式は著名人の講演や歌手が歌ったりする企画が多かった記憶があります。テレビでよく見る元プロ野球選手の芸能人がテレビではニコニコしているのに、実際に会ったらすごく態度が横柄だったのでショックだったのを記憶しております。
▼さて、成人の日というと、永六輔さんが「持論公論」で言われた言葉を思い出します。「成人の日いというのは、二十歳になったことを記念して、自分が七十になった時に「どうしていればいいか」「どうするべきか」ということを考える日にしていただきたいと思います。そうすることによって、二十歳が、生まれてから二十年のただの通過点じゃなくなると思います。」
この言葉を新成人のみなさんに贈りたいと思います。

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