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ラジオ英会話の思い出

2021年11月3日水曜日雑感

▼今月から、NHKで『カムカムエヴリバディ』という朝ドラが始まりました。私もNHKラジオ英会話を聴き始めてはや40年となります(途中、幾度か中断していますが、、、)ので、今回のドラマを楽しみにしています。現在の大西泰斗先生もお気に入りですが、思い出の先生はなんといっても大杉正明先生です。高校生のころに講師が大杉先生に代わりました。テキストの物語はとても良く練られており、来月はどうなるんだろう⁉と毎号楽しみに聴かせていただきました。それと、週末の講座では毎回、洋楽を紹介されていました。それまで洋楽など聴いたことが無かったのでとても新鮮でした。ビートルズの曲もここで知りました。いつだったか、キャロル・キングの「つづれおり」というアルバムが紹介され、とても感動したのでさっそく購入し、いまでも大切にしています。
【キャロル・キング つづれおり】https://www.youtube.com/watch?v=4P8IQXkvrvs
▼最初に、NHKラジオ英語講座を聞き始めたのは、中学1年生のときです。きっかけは、母が中学生だから塾に行きなさいということで、5月か6月頃に、近所の同級生も通っている塾に行かせようとしました。そこで、塾の経営者が入塾試験をするというので、英語のテストを受けました。しかし、まだ中学で習っていない単元のところの問題であったため、私はまったくできませんでした。後日、家に「おたくの息子さんでは、とても勉強についていけません」とお断りの電話がかかってきました。それがとても悔しくてならず、NHKラジオ英語を聞き始めたのがきっかけです。しかし、うちにはラジオが無かったので、父の配達の手伝いのためワゴンの助手席に乗り、カーラジオで講座を聴きました。しばらくして、父がラジカセを買ってくれましたので、それで聴くことができるようになりました。
その当時に勉強したテキストとカセットテープは今でも大切にし保管しています。⇒写真は1982年(私が中1)のときのテキストです。
▼さて、余談ですが、テキストで毎月「赤毛のアンを巡る旅」を連載している上白石萌音さんが主役をつとめられてます。戦前戦後とラジオ英語講座を軸にどのような物語となていくのか、いまからワクワクしています。
▼余談ですが、早稲田大学に通っていたときは第二外国語として「ロシア語」を選択しました。そのころ、ラジオロシア語講座というのもあったのですが、それを1年間毎日聞いたところ、何と!ロシア語はすべて「優」をいただきました。そのときの先生は、これまた偶然ですが、ラジオも大学の授業も井桁貞義先生でした。もう30年以上前の話です。

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