水防計画
2021年9月17日金曜日まちのこと
▼台風14号接近に伴う雨が降っています。これから本格的な台風シーズンを迎えるにあたり、水防計画を読み直しています(従前の計画をおそらく100回以上読んでますが、今年度版が届いたので、以前のものとどこが変わったのかを探すのも楽しみにひとつとなっています)。
▼大垣市には、この水防計画が2種類あります。それはなぜかというと、大垣市は二重飛び地(大垣地域、墨俣地域、上石津地域)となっております。大垣地域は、神戸町や輪之内町の一部と輪中堤を縁とした大垣輪中水防事務組合を構成しており、この組合は特別地方自治体となっております。しかし、合併により大垣市となった墨俣と上石津には、輪中堤がなく、しかも飛び地であるがゆえ、輪中組合には属さず、同じ大垣市ではありますが、別の水防計画にて水防態勢がとられることになっております。
▼本心をいえば、水防計画が二つあることは良いことだとは思っておりません。できれば、ひとつに集約した方が、水防活動にあたる職員や消防団員等にとっても便利です。もっと言えば、大垣市地域防災計画に統合することはできないでしょうか。それぞれの計画を策定している部署が違うため、部署の数だけ計画ができるとも言えますが、地域住民には役所の縦割り行政は関係ありません。ALL IN ONEがベストだと考えるのは私だけでしょうか。