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大垣少年少女合唱団

2021年7月17日土曜日まちのこと

▼大垣には、伝統のある少年団が2つあります。ひとつは、「大垣市健民少年団」。もうひとつは、「大垣少年少女合唱団」です。大垣市健民少年団は、昭和35年(1960)に発足。現在、日本全国で11団体しかないうちのひとつとなっております(健民少年団のことは以前も書きました)。大垣少年少女合唱団も、その歴史は古く、同じく昭和35年(1960)に、大垣少年合唱団として誕生しました。
▼私が小学生の頃、私が通う安井小学校に、N先生というちょっとこわい?男の先生がおられました。そのN先生が合唱団の創設者で団長をされておられ、土曜日などには、たまに安井小学校の体育館で練習をしていたのを思い出します。当時、ざっと100人から200人ぐらいのこどもたちが参加していたと思います。それから後年、ずっとあと大人になってから、また、少年合唱団にかかわらせていただく機会がありました。南中学校長をされていた増田恒夫先生が団長となられたのです。増田先生はとても大らかで素晴らしい教育者でした。少年合唱団から少年少女合唱団へと名称変更となったのもこのころでした。私は、もっと早く増田先生に出会っていれば、絶対に合唱団に入ったのに!といつも思っていました。残念ながら、その増田先生も数年前に鬼籍に入られました。
▼いま、息子は、幸運にも!この伝統あるふたつの少年団で活動しております。合唱団は、基本的に練習は土曜日、健民少年団は日曜日なので、いまのところ両立できておりますが、これからコロナが収まり、一泊二日のキャンプや演奏会などが始まったら、どうしようかと思案中です。しかし、息子はどちらも楽しんで参加してくれているようなので、自然の流れにまかせようかと思っております。
▼少年少女合唱団では、市制100周年に作られた「これまでからこれからへ」「ドレミの歌」の練習をしています。現在の団長は、早崎桂子先生で、指導をしてくださっているのは、私の高校時代の同級生の西脇先生です。本当にご縁を感じます。また先日は、舞踊家の島田恵先生に振り付けの指導をしていただきました。こどもたちはとても楽しく歌ったり、踊ったりしています。また何より素晴らしいと感じるのは、中学生のお兄さんやお姉さんが、しっかりと小さな団員のお世話をしている姿です。小さな団員はそれこそ幼稚園の年中さんや年長さんもおります。こうやって、60年間ものあいだ、縁の糸のように合唱団の伝統がつながれてきたのだろうといつも感心して見学させたいていただいております。
▼昔と違って、子どもたちはいろんな習い事などもあり、どこの少年団も子どもの数が減ってきているようです(当然、少子化ということもありますが)。私は、息子に合唱団や健民少年団での活動を通じて、仲間たちと何かを創り上げることの素晴らしさや、いろんな人との関わり合いから協調性を学んでもらいたいと思っています。そして、多くのこどもたちに、文化芸術とのふれあい、自然の豊かさのなかで活動することを素晴らしさを知ってもらいたいと願っています。
▼さて、話を戻しますと、うちでは息子と一緒に家で動画を見ながら振り付けの練習を繰り返しています(うまくはできないけど、親子で一緒に練習できることが楽しい!)。発表会はあとひと月後の8月末ですが、少しでも上手に歌ったり踊ったりできるようになればと思っています。家には、発表会用の黒の革靴!も用意され、息子の晴れ舞台を楽しみにしています。
▼こうして息子も発表会に向けて頑張っておりますので、私も、子どもたちが指差す輝かしい未来をつくるために頑張っていきたいと思います!
それと、現在、少年少女合唱団は、団員30人ほどで青年の家または西地区センターで活動しております。いつでも見学可能だと思いますので、ご関心のある方は、ぜひ気軽にご連絡くださいね!

2021健民少年団始動!
https://blog.goo.ne.jp/hbunkoudou/c/1d1ec42a2d7a09137841c01737d33e46

大垣市健民少年団のあゆみ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ogaki-kenmin-ksh/content/tecyo/05ayumi.htm

大垣少年少女合唱団2020発表会
https://www.youtube.com/watch?v=U_DcZwW89NA

大垣少年少女合唱団「これまでからこれからへ」
https://www.facebook.com/watch/?v=285707908668553

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