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悲しい川の事故

2021年7月4日日曜日まちのこと

▼つい先日、千葉県で起きた交通事故の話を書かせていただいたところですが、また、悲しい事故が起きました。しかも、私が住む大垣市安井地区での発生です。本当に言葉が見つかりません。
▼新聞によると、7月3日午後5時15分ごろ、大垣市禾森町、幼稚園児(6)の母親(34)が「長男が自宅からいなくなった」と大垣署に届け出たそうです。署員が付近を捜索したところ、同35分ごろ、用水路に倒れている長男を発見。搬送先の病院で死亡が確認されました。死因は溺死だそうです。 事故現場は、用水路は自宅から西に約70メートル離れた市道沿いにあり、幅1.5メートル、水深1.1メートル。亡くなられたお子さんは母親と二人暮らしだったそうです。午前中に用水路で母親とザリガニ捕りをしており、母親は「昼寝をしている間にいなくなった」と話しているとのことです。
▼親が、24時間365日、子どもから目を離さないでいるということは不可能だと思います。6歳にもなれば一人で行動もします。私も、休日は息子と二人で昼寝をすることがあります。目が覚めた時に、息子がいなくて焦ったこともしょっちゅうあります。すると、別の部屋で一人で遊んでいたり、庭に穴を掘って遊んでいたりしてホッと胸をなでおろしたこともあります。子どもが家にいないことを知ったときの焦り、亡くなって見つかったときの絶望感は察するにあまりあります。
▼今回の事故原因はどこにあるのでしょうか。現場を確認してみると、水深は約1.1メートルです。いまの時期の用水路は、農繁期に流れを堰き止めて水を水田にひくために水深が深くなっています。一方、堰き止めていないときの水深はそんなに深くなく、魚やザリガニをとることもできます。いまは、農業をする人が少なくなってきたので、この時期には用水路の水深が深くなることを知らない大人もいるようです。ましてや、子どもなので当然です。この時期の用水路は危険であることを伝えるとともに、用水路にネットをかぶせるなどの対策が必要だと感じています。また、地域の危険個所を再度確認し、情報共有することも必要です。
 お子さんのご冥福をお祈りいたします。そしてまもなく夏休み。夏には全国的に水の事故が多発します。再発防止に取り組んでいきたいと思います。

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