大垣消防の火災対応について
2021年6月15日火曜日まちのこと
▼6月11日午前6時頃、東町地内の住宅が全焼し、おひとり暮らしの方がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りします。
▼この火災について、「消防の到着が遅かった。」「通報してから到着するまでに何十分もかかった」という噂を聞きましたので、大垣消防組合で事実確認をしてきました。大垣消防組合には、中署(外野)、中分駐所(丸の内)、北署(中川町)、赤坂分署、東分署(安八町)、南分署(浅草)、北部署(池田町)があります。今回の現場は、北署から3.4キロ、東分署から5.3キロに位置しています。
▼消防車には、AVM (Automatic Vehicle Monitoring:車両運用端末装置)が搭載されており、機能としては、①火災が発生した際、迅速に目的地へのルートを案内する機能、②いつ入電があったか、出動したか、現場到着は何時何分か、いつ放水開始したか、鎮圧はいつかなどをデータとして記録することができます。ちなみに、あとから時間などを修正することが絶対にできないシステムとなっております。
▼このシステムの記録を調べてみると、一番早く現場に到着した北署の指令時刻は6時2分、出動6時5分、現場到着6時11分、放水開始6時12分となっておりました。指令を受けてから3分で出動し、現地には指令を受けてから9分後には到着していることがわかりました。そして何と到着して1分後には放水を開始していました。また、6時15分頃に現場に駆け付けたという方の情報では、そのときすでに消防団も到着しており、消火作業に当たっていたとのことでした。本当にありがとうございました!。
▼今回のような建物火災のケースでは、いろんな話が飛び交うこともあります。しかし、噂話を聞いてそれをまた別の人に伝えると、あたかも真実のように広まってしまいます。流言飛語に惑わされることのないように、コロナに関することもそうですが、しっかりとした情報を得るように心がけてまいりたいものです。
当日のニュース
https://www.youtube.com/watch?v=eGJqAOYLwPc