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投票所に行こう!参院選

2019年7月19日金曜日まちのこと

▼いよいよ、あさって(7/21)は参議院議員選挙投票日です。
▼天気が心配ですが、一般に天気が良いと投票率は下がる傾向にあるようです。そして、投票率が下がると、いわゆる組織票がものをいうことになります。何があっても社命や組合などからの働きかけで必ず選挙に行って、決められた名前や政党名を書く人が多いところが勝つということになります。かくして、結果的にそこの政策等が肯定されるということになります。そうなると、個人の意思が集団の意思の中に埋没していくということになりかねません。選挙の無関心の人たち、特に若い人たちはこう言いているそうです。「いまのままでいい」と。なぜいまのままでいいかというと、株価と就職率の数値が高いから。みかけはそうであるが、しかし実態はどうであろうか。この6年間にあがったものとしては、物価、名目賃金、エンゲル係数があります。実質賃金指数は3.6%下がっているそうです。給料が上がっているにもかかわらずそれ以上に物価があがっているということでしょう。だから景気が良いという実感がないわけです。株価についても、日銀が買いためている上場投資信託を株価に換算すると、28兆円以上となり、東証1部上場企業の時価総額の4.8%。まもなく日銀が日本最大の大株主になる勢いです。ユニクロの株の2割近くを日銀が保有しているそうです。柳井さんい次ぐ株主です。日銀が株を買い支えることによって株価を維持していますが、いつまでも支え切れるものでもないのではないかという意見もあります。また大企業に就職できたからといって、めでたくそこで定年を迎えられるという保証はありません。
▼政治というものは未来を創るものです。私は、政治家とは未来を語る人でなければならないと信じています。政治家を選ぶ選挙というのは、選管のポスターにもよく書かれていますが、自分や子孫の未来を託す人を選ぶものだと思います。選挙に無関心であるということは、自分や子孫の未来に無関心であるということになります。目の前しか見ず、未来を見ていないということです。ですから、ぜひ、投票に行ってください!
映画『新聞記者』のなかで、松坂桃李さん扮する内閣情報調査室職員が、上司からフェイクニュースをばら撒くように言われるが反抗するが、「嘘か本当かを決めるのはお前じゃない!国民だ!」といわれる。もし、「決めるのは俺たちだ!」といっていたらびっくりはしなかったが、これは一面の真実です。もちろん、未来を決めるのも国民です。
▼最後に余談ですが、期日前投票を呼びかけています。知人や友人に投票日には何が起こるからわからないから期日前投票をお願いしています。そこで気づいたのが、各市町村で発行されている「投票済証」にもいろんな趣向が凝らされていることです。もらってうれしい投票済証であれば、行こうという人も増えると思います。私の住む大垣市のものは何の変哲もないわら半紙のような紙に日にちが入っているだけのものですが、岐阜県内だけでもいろんな楽しい投票済証があります。

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