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叱らない子育て 雷親父は今は昔

2019年6月19日水曜日雑感

▼最近、「小学生未満のお子様の入店をお断りしています」と、子どもの入店を禁止するお店を見かけることがあります。これは、子どもの行儀の悪さに加え、子どもの迷惑行為を注意しない親が増えてきたことに理由があるそうです。
確かに、店の中を走り回っていても親は全く気にする様子なしだったり、子どもが騒いでいても注意しないという親を見かけることがあります。
NHKの調査では「子どもが飲食店で騒いでいても注意しない親に対して77.5%の人が「イライラする」と回答しています。一方、66%の親は「自分は子どもに甘い」と考えているそうです。これは、人目が気になって叱れない、虐待していると思われるのが嫌で叱れないといった理由があるそうです。また、「どういう親でありたいか」という調査では、「厳しい親」と答えた人は、父親15.6%、母親14.2%であるのに対し、「友達のような親」と答えたのは、父親54.2%、母親79.2%とのことです。
▼さて、「叱らない子育て」が主流の現代社会ですが、叱らない子育てとは、子どもの迷惑行為を容認するのではなく、うまく褒めたたり、注意をしたりして、子どもを正しい方向へ導くことかと思います(言うは易く行うは難しですが、、、)。叱らなければならないときというのは、「危険」がある場合や「他人への迷惑」の場合ではないかと思います。何度注意しても分かってくれないという経験があろうかと思います。そんなときは、子どもの健やかな成長のためにも、叱るべきときは叱る必要があると思います。「こういうことをしたら、困る人がいる」ということを、時にはあえて感情を出して怒って示すことも大事なのかもしれませんね。いずれにしても、子育て、しつけというのは試行錯誤の連続です。昔は、近所に必ずといっていいほど、いわゆる雷親父がいました。私もよくしかられました(理不尽なこともありましたが)。私はとても雷親父にはなれそうもありません(残念ながら)。日々、子どもと共にどうしたらよいか親子で格闘中勉強中です。

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