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高齢者総合安全専門学校に参加しました

2019年5月23日木曜日まちのこと

▼私の住む安井地区で「高齢者総合安全専門学校」の開講式がありました。これまでは「高齢者交通安全大学校」というものがありましたが、高齢化社会の進展に伴い、交通事故だけでなく、振り込め詐欺などをはじめとした高齢者を対象とした犯罪についての知識を深め、未然に防止する趣旨でこれまでのカリキュラムをさらに膨らませて開校するものです。
▼私は大安地区交通安全協会(大安地区とは、大垣市の「大」と安八郡の「安」をとったもの)として会場準備や受付等をさせていただきました。
▼この学校のカリキュラムは、交通関係では①交通安全講話、②自転車教室、③ピカピカ体験交通教室、高齢運転者実技実習、歩行環境シミュレーター等を開催し、年間を通じた交通安全教育を行います。生活安全関係では①ニセ電話詐欺防止講座、②認知症予防講座等を行います。
▼開校式のあとさっそく講話があり、聞き入りました。経大亭勝笑(けいだいていしょうしょう)による交通ルールに関する演芸会もあり受講生(約100人)は笑いに包まれました。ほかにも大垣警察署の方の講話でみなさんにぜひ乙あてしたいことが2つあります。
①「横断歩道」について
横断歩道は歩行者の安全地帯です。横断歩道を渡ろうとしている人がいれば当然、車は止まらなくてはなりません。全国調査によると、長野県では50%ぐらいの車が止まる(全国1位)に対して、我が岐阜県では4%ぐらいの人しか止まらないそうです(全国ワースト5)。みなさん横断歩道の手前にある◇マークでは減速して、歩行者がいるときは必ず停止してください。
②「オレオレ詐欺」について
大垣市内では被害額が1億円を超えているとのこと。これはもちろん県内ワースト1です。ちなみに岐阜県全体での被害額が約2億円ということですから約半分を大垣市だけで占めています。自分は大丈夫、絶対に被害にあわないと思っている人ほどひっかかる可能性が高いそうです。みなさんお気を付けください。
▼高齢者総合安全専門学校は誰でも参加できます。もちろん高齢者でなくても若い人でも参加できます。ぜひ一緒に楽しく学びませんか!

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