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今日は「民生委員・児童委員の日」

2019年5月12日日曜日まちのこと

▼今日(5月12日)は、母の日でもありますが、「民生委員・児童委員の日」でもあります。民生委員制度は1917年に岡山県でできた制度で、今年で102年目を迎えます。
▼民生委員は、民生委員法(昭和23年法律198号)に規定された地域の一人暮らしの高齢者や一人親家庭などを支える方たち(特別地方公務員)です。厚生労働大臣から委嘱され、基本的には無報酬で全国で約23万人の方々が活動されています。また地域社会福祉は民生委員なしではまわらないとも言われています。厚生労働省が行った年間活動件数調査によると、訪問161回、地域福祉活動39件、定例会・研修27件などの活動をこなしているそうです。なかなかハードな役割です。
▼課題も多く、委員の年齢は60代以上が54%、70代以上が31%、平均年齢は66.1歳とのことです。高齢の委員がさらに高齢なお年寄りをお世話するというまさしく老々支援の公図となっています。
▼民生委員の年齢は3年となっており、今年12月に全国一斉改選を控えています。実は、先日、地域の方から「民生委員をやっていただけないか。」というお話をいただきました。私にできるのだろうかという気持ちがないわけではありませんが、地域に恩返しできる活動をしたいと思っていたところでしたので、妻とも相談し12月からお引き受けさせていただくことにいたしました。私自身は地域の方々や役所の方々とも協力しながら、勉強しながら少しでもお役にたてればと思っています。そして今後の地域社会福祉に欠かせない人的インフラをどう維持していくのかを委員活動をしながら研究していきたいとも思っています。
 

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