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「サイボーグ009」はダイバーシティの先駆け?

2019年5月9日木曜日雑感

▼年がばれますが、小学生の頃、石ノ森章太郎原作のテレビアニメ『サイボーグ009』を観ていました。『サイボーグ009』のメンバーは出身地も年齢も経歴も職業もみんなバラバラです。50年以上前に、週刊少年キングに連載されたというこの作品は、現代社会を予見していたかのような、多様性に富んだダイバーシティ(多様性)なチームが描かれていました。子どもの頃、メンバーの年齢や国籍や肌や目の色が違うサイボーグたちに夢中になり、違うからこそ、頼もしくそして力強く感じたものです、令和の時代を迎え、昭和の時代に描かれた世界が現実になろうとしているのを感じています。
ちなみに、昔の009(上)と今風の009(下)。今の方がかっこよいとは思いますが、やっぱり昔の方がいいなと思うのは、やはり年のせいでしょうか。
【参考】
009(島村ジョー)-日本人の母と国籍不明の父の間に生まれ、孤児院で育つ。
001(イワン・ウィンスキー)-0歳のロシア人赤ちゃん。天才頭脳と超能力を持つ。
002(ジェット・リンク)ーアメリカ人。ニューヨークのストリートギャングの元リーダー。現在はレーサー。空中を自在に飛べる。
003(フランソワーズ・アルヌール)-フランス人。聴覚・視覚に優れ、50キロ以内の物音などを感知できる。地球上のほぼすべての言語ができる。
004(アルベルト・ハインリッヒ)-ドイツ人。体中にミサイルやマシンガンが組み込まれている。
005(ジェロニモ・ジュニア)-ネイティブアメリカン。鋼鉄の体と怪力の持ち主。動物と会話できる。
006(チャンチャンコ)-中国人。貧しい農村の出身。中華料理店の料理人。何でも溶かす熱線を吐く。
007(グレート・ブリテン)ーイギリス・リバプール出身の舞台俳優。人間や動物など何にでも変身できる。
008(ピュンマ)-アフリカ某国出身。普段は密漁取締官。大陸の貧困や偏見、迷信を解消、アフリカの自然を守ろうとしている青年。深海や真空でも自在に活動できる。
 

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