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ソローキンの見た桜

2019年4月28日日曜日雑感

▼選挙が終わっての1週間。お世話になった方々へのお礼のあいさつ回り、選挙管理委員会へ提出する書類作成、残務整理に追われておりました。私はともかく妻にはずいぶん苦労をかけてしまいました。そうしたなか、ある県議の先生から「いい映画があるから、奥さんと一緒にどうですか。」とのお誘いをいただき、久しぶりに映画館へ行きました。
▼お誘いいただいたのは「ソローキンの見た桜」という映画です。物語の舞台は、日露戦争時における愛媛県松山市の捕虜収容所です。日露戦争というと「坂の上の雲」や映画「二百三高地」を思い出しますが、この作品はけっして戦争映画ではありません。日露戦争時における日本人とロシア人とのあいだにおけるラブストーリーです。「日露戦争時代のロミオとジュリエット」です。
▼妻と映画を見るのは、子どもが生まれてから初めてなので約8年ぶりだと思います。そして最後に家族旅行をしたのが2年前のこと。偶然にも松山・道後温泉でした。坊ちゃん電車や道後温泉本館、ロシア人墓地、坂の上の雲ミュージアムなど親子三人で訪れた場所が次々と映し出されました。前回は役所を退職して新たな道に進むために、区切りとしての家族旅行でした。この映画を観て、そのときの自分の気持ちが少し蘇ってきた感じがします。これから再スタートし、家族や地域の方々に恩返しができるように頑張って参ります。素晴らしい映画にお誘いくださった県議の先生にも感謝申し上げます。

 

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