明石市長の挑戦「子どものまちのつくり方」
2019年2月15日金曜日本棚
▼本屋へ行ったら、明石市の泉房穂市長が書かれた『子どものまちの作り方』という本が並んでいました。偶然にもいま話題となっている方ですが、以前から、市政を改革されていることで全国的にも有名な方なので存じ上げていましたので、すぐに手に取りました。
▼明石市は6年連続人口が増え、4年連続で出生数も増えており、ぞれに伴い税収も増えている自治体です。泉市長は、本の冒頭で「すべての子どもたちを まちのみんなで 本気で応援すれば まちのみんなが幸せになる」という思いで、明石のまちづくりをやってきたと述べられています。その決意は、泉市長が就任してから、子どもに関する予算を2倍に、子どもを担当する職員数は3倍に増やしたことにも表れています。まだ読了していませんが、図書館の充実にも力を入れられており、「いつでも、どこでも、だれでも、手を伸ばせば本に届くまち」を目指し、市内全体を本のまちにする取り組みをしています。私は、「図書館を核とした学びと出会いのまちづくり」を目標のひとつにしておりますので参考になりました。
そのほか、子ども食堂を全小学校区に設置、障害のある方にやさしいまちづくり、自治体経営に関する話など興味深い内容です。
▼例の発言は決して許されることではありませんが、この本については、先入観ぬきで読みたいと思っています。