電子市役所構想「ロボット活用実証実験」
2019年2月2日土曜日まちのこと
▼テレビや新聞等でも紹介されていましたが、大垣市役所では5台のロボットによる実証実験が行われています。
▼この報道を耳にし、どこまでロボットが人に代わることができるのかと興味を持ちました。実際に、ロボットによる案内を体験してみたところ、正直言って「まだまだ」という感じがして、どこかホッとしている自分を見つけました。市職員の方も「いますぐ、ロボットが人に代わることができるかというと無理だと思います。これから10年後、20年後に向けた第一歩ではないでしょうか。」と話しておられました。確かに、30年前にパソコンが出始めたときに、一人一台の時代が来るとは思ってもみなかったし、インターネットによる今の世の中を想像することはできなかったような気がします。もしかしたら、30年後にはロボットが、市役所の窓口で、戸籍事務や各種手続きの対応をしている時代が来るのかもしれません。しかし一番難しいのは「こころ」というか自分で考える能力ではないかと思います。「仏作って魂いれず」といいますが「ロボット作ってこころ入れず」でない世の中であってほしいと思います。しかし、20年後の世界はどうなっているんでしょうか。とても興味があります。世間で言われるように、全仕事の三分の一はロボットにとってかわられているのでしょうか。昔読んだアイザック・アシモフの「われはロボット」や手塚治虫の作品に出てくるような世界が来るのでしょうか。人間と対立するようなロボットの出現、人間の知恵がとても及びつかないような人工知能でしょうか。と不安にかられながらも、「ドラえもんだったらいい」と思ってしまう自分がいます。