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オリエント急行の思い出

2019年1月19日土曜日雑感

アガサクリスティの『オリエント急行の殺人』は、あまりにも有名なミステリーで、これまで何度も映像化されています。ラストも有名なので知る人も多いでしょう。私も子供のころから折に触れて読み返してきました。
▼先日(1/17)の産経新聞夕刊を読んでいたら、昭和63年にオリエント急行が東海道本線を走ったという昔の記事が紹介されていました。何とパリを始点に東京まで1.5万キロを運行するという大イベントだったそうです。ちなみに旅費は約400万円だったとのこと。
▼オリエント急行の思い出といえば、小学生の頃に滋賀県大津市にあった温泉レジャー施設「紅葉パラダイス」に家族で行きました。ここの売りは、ジャングル風呂とオリエント急行で使われていた蒸気機関車と寝台車があり、そこに宿泊ができることでした。
▼映像としては、ポアロといえばこの人といえるデビット・スーシェ主役のテレビ版『名探偵ポアロ』の「オリエント急行の殺人」、1974年のシドニー・ルメット監督の『オリエント急行殺人事件』ポアロ役はアルバート・フィニーでした。2017年にはケネフ・ブラナー監督による映画化もされ、ポアロ役は監督自身が務めました。こちらは映像がとても美しい仕上がりになっています。好みはわかれると思いますが、見比べて楽しんでみるのも一興です。
いつか、乗って旅してみたいと思っていたオリエント急行も、2009年に定期列車は廃止となってしまいました。なお、紅葉パラダイスはもっと以前に廃園となったようです。

紅葉パラダイスCM
http://www.youtube.com/watch?v=OAJQdCbaFvU

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