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見ないと後悔するかも「フェルメール展」

2018年12月30日日曜日雑感

▼フェルメール展が開催中です。フェルメール(1632-1675)の現存作品はわずか35点と言われており、そのうちの9点が今回出展されています。
▼フェルメールは、17世紀オランダを代表する画家で、生活のワンシーンを切り取った写真のような作品が特徴的です。しかし、亡くなってから19世紀半ばに再発見されるまで人々に忘れ去られていた画家でもあります。また、作品の希少性も相まって人気を集めています。
▼今回の展覧会では「フェルメール・ルーム」と名前のついた部屋で心ゆくまで作品を堪能することができます。おすすめはすべてですが、「牛乳を注ぐ女」「ワイングラス」は素晴らしい作品です。特に「ワイングラス」は日本初出展で緻密な筆使いと光の表現がすばらしい洗練された作品です。
▼2月16日からは大阪展もありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。また何と、大阪展にだけ「恋文」という作品が出展されます。こちらも要チェックです!
▼今回の展覧会の音声ガイドナビゲーターは、石原さとみさんでした。しかも音声ガイドは無料です!
▼なお、「フェルメールブルー」といえばこの作品ですが、「真珠と耳飾りの少女」は出展されていません。2012年に東京と神戸で開催された「マウリッツハイス美術館展」で出展されましたが、そのときは同美術館が大規模な改修工事のため閉館を余儀なくされてのことでした。当時から、二度と日本には来ないのでは?と言われていましたが今回の出展はありませんでした。またいつか見たいものです。

フェルメール展(石原さとみ)
http://www.youtube.com/watch?v=KLx2bBmyPuA
フェルメール展(東京)
http://www.vermeer.jp/
フェルメール展(大阪)
http://vermeer.osaka.jp/

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