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避難所のWi-Fi環境を考える

2018年11月21日水曜日まちのこと

▼もし、災害時に避難した場合、どのように情報を入手しますか。テレビですか、それともラジオでしょうか。「スマホやパソコンで。」と考えておられる方も多いと思います。しかし、「災害時にちゃんとインターネットに接続できるのかしら?」と心配になりませんか。私はさっそく近くの避難所に行ってきました。 ▼大垣市が指定している拠点避難所やその他の避難所の多くは、小中学校や地区センターをはじめとした公共施設がほとんどを占めています。 全国的には災害時に避難所になる防災拠点で、無線LAN「Wi-Fi」の整備が進んでいます。実際に、総務省では「公衆無線LAN環境整備支援事業」を始めており、整備率(全国)は64%を超えているそうです。大災害時に電話回線がつながりにくくなっても、インターネットの環境があれば避難者は情報を得やすく、市も避難所との連絡や安否確認、そのほか被災状況なども速やかに把握することができます。 ▼さて、訪問した避難所(大垣市南地区センター)では、写真のとおり「公衆無線LAN(Wi-Fi)が使えます!」と見やすい場所に表示がされていました。確かに、大規模地震発生直後においては停電が起きてWi-Fiが使えなくなる可能性がありますが、電話回線の復旧が1~2週間程度かかるのに比べ、電気の場合はそれより早い復旧(おそらく数日程度)が見込まれるため、非常に有効であると考えます。 ▼大垣市には100以上の避難所があります。私は他の避難所も無線LANが使えるのかどうか調べてみたいと思っていますが、みなさんも、お近くに避難所の状況を調べてみてはいかがでしょうか。

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